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設立の趣旨
近年、格差社会、ネットカフェ難民、派遣切り、年金問題、医療問題、貧困問題など、国民の生活を脅かす事件、事象が顕在化してきています。
そのため、生活問題、労働問題が深刻化してきており、多くの人々が働きたい、社会に復帰したいと思っても、非常に難しい状況になってきています。
北海道においても同様に、支援を必要とする人々が増えてきており、北海道、札幌市内にある各組織・団体によって支援が行われてきているところです。
しかし、今後においても、さらなる貧困問題の広がりと深刻化が予測され、各組織・団体の連携、ネットワークの構築が不可欠となってきており、それぞれの組織・団体、そして個人の社会連帯が求められてきています。
そこで、労働問題や生活問題等を抱える人々への支援を行っている各組織・団体、研究者、市民が連携し、更に有効かつ効果的な支援活動を行うことができるよう協力関係を築くことを目的に、関係組織・団体、研究者、市民から広く賛同していただける方を募り、「反貧困ネット北海道」を立ち上げることにしました。
代 表 松本伊智朗(北海道大学)
副代表 川村雅則(北海学園大学)
事務局長 山内太郎(札幌国際大学)
反貧困ネット北海道の主な役割
(1)主に関係組織・団体間の情報共有・情報交換
(2)情報提供、学習活動・啓発活動 (啓発資料の作成・配布、シンポジウム等)
(3)支援活動、相談援助の連携、協働
(4)人材、資金、物資等の社会資源の調整・開発の促進
(5)研究および政策提言
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